ネット依存防止について


病院の待合室、駅のホーム、学校前のバス停・・・そこにいる人たちがみんな下を向きスマホをしている。いつから、こんな風景になってしまったのか?私の目には異様な光景として映ります。

乳幼児をあやすのは、スマホ。「待つ」ことが必要な場所で、母が子どもをおもちゃや絵本であやしている風景をみなくなりました。泣き出したり、ぐずったりした時に、母の手に握られるのは「スマホ」です。動画を流し、子どもを静かにします。子育ては「親育て」と言われていました。思い通りにならない子どもに悩み、工夫をし、うまくいくことで、親自身が成長していく。私自身も子育てを通し、人を見る目、人を思う心、自分との違い・・・いろいろなことを学びました。その経験が、自分が社会で生きていく時に生かされていきます。

社会福祉士として、不登校・引きこもり・行動に落ち着きがない子・・・いろいろな子どもたちと出会う機会があります。どの子も乳幼児期からスマホやゲーム機を使用しています。その子たちには、言葉を知らない、会話ができない、無表情、想像できない、すぐにイライラする、暴力を振りたがるなどの特徴があります。不思議なことに、どの子も同じです。

子どもは、産まれてきた時に、犯罪者になろうとか人を殺したいとか不登校になりたいなどと思って産まれてきません。そして、どの子どもも育てにくく手がかかります。育てやすい子どもはいません。障害のあるなしではありません。子ども一人ひとりに個性があり、母が手を焼くところが違い、母が育ての苦労をするところが違います。「育てやすかった」と感じたのであれば、それは誰かと比較したからだと思います。

白色のこころで産まれてきた子どもに色付けをしていくのは親です。親がつけた色を変化させていくのは、子ども自身になっていきます。最近は、何も考えず時代に流され、親の価値観で子どもに色を付けてしまい、10年後に親が手に終えず困るということが増えています。不思議なのは、「うちの子に限って」という感覚です。「スマホ」「ゲーム機」というのは、非常に怖いモノです。これを与えてしまった時には、「うちの子に限って」はありません。どの子も早かれ遅かれ、大小はあっても、同じ状態になっていきます。触れた年齢が低いほど早く状態があらわれます。言葉や表情だけでも、1歳前から触れた子と触れていない子では、1歳過ぎた時にすでに違いが表れています。

触れてしまったら触れる前の子どもには戻れません。その子の人生を変えてしまう、その子の人生の未来を奪ってしまう、この危険性をみんなに知って欲しいと思っています。時代に流されない、触れさせない勇気を持って欲しいと思います。

 

*スマホ、ゲーム依存については、ONASUで行っている、ohana*絆先生のベビーマッサージ教室(毎月1回)で相談を受けています。できるだけ最新情報をお伝えするようにしています。

*Shop Genjiroイベントとして、依存症についての企画を計画中です。

*こちらもご覧ください。

スマホ依存防止学会
https://uruuishishunki.wixsite.com/mysite-1
クローズアップ現代+ スマホ脳過労
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4249/index.html?1550223032
クローズアップ現代+“AIに負けない”人材を育成せよ ~企業・教育 最前線~
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4275/

★ネット・ゲーム依存に関する講演会開催!!

2020年3月22日(日)14:00~15:30 福井県立図書館 多目的ホール

「スマホと子ども 家庭でできるデジタル障害予防法」

講師:磯村 毅先生