ふくいの小さな手作り展Vol.5


平成25年10月19日20日 (公財)金津創作の森にて開催しました。来場者数約1,200人。雨の中足を運んで頂いたお客様に感謝いたします。

また、両日ともアンケートにご協力を頂きました。お礼としまして、先着100名様にShopGenjiroオリジナル缶バッチをプレゼントしています。今後、この缶バッチを生かした企画を考えていますので、大切に保管をしていただけると幸いです。様々な意見・要望を頂き今後のイベント企画の参考にさせて頂きます。どうもありがとうございました。

そして、シールラリーに参加しアンケートにお答えいただいた方先着100名(両日)さまに、Shop Genjiroオリジナル缶バッチをプレゼントさせて頂きました。ちなみに…Shop Genjiro主催(プロデュース)イベントに出店いたしますと、出店者の方々にもオリジナル缶バッチをプレゼントしています。これは、来場者の方とデザインが違っていますよ~。


出店された作家様へ

今回のイベント回収いたしましたアンケート200枚を集計しました。その結果を送付(手渡し)させていただいています。

これまで様々なイベントに出店されてきていると思います。その中で、お客様の思いというものを、売上金額や自分の目で他の作家さんと比較することで判断することが多かったのではなでしょうか?今回、集計をさせて頂き感じたことは、①お客様の中には購入することが目的という方②作品を購入する作家さんと目で楽しみたい・ココロで楽しみたい・ワクワクしたいという作家さんは違う(今回は購入できなかったけれど、また出店して欲しい。売り上げだけで判断できない)ということでありました。


主催しているものとして、今回のアンケートで人気や不人気を判断するといった意図で行っていません。また今後選考する際に参考にするつもりもございません。

お客さまの思いに少しでも近付けられたら。との思いです。

自宅ショップや委託販売先が多くなれば、「この作家さんの物はこの場所で買わなくてもいつでも買うことができる」という心理がお客様には働くようであります。イベントで「どこに売っていますか?」「どこに店舗があるのですか?」と言われるお客様がいるかと思います。その声に惑わされていては、作家としての価値・作品の価値がどうなっていってしまうのか…。そして、お客様に感動を与えることができなくなっていくということ。そうなってしまうと、ShopGenjiro企画イベントの趣旨からずれてきてしまうことになります。

(例えてみるなら、セレクトショップの実店舗(イベント)があるとします。そこには、その地域ではなかなか手に入らないブランド(作家さん)が並びます。そのお店(イベント)にそのブランド(作家さん)があるからそのお店(イベント)にお客様が足を運ぶ。お店側(イベント企画側)もできるだけ他店舗(他のイベント)で扱っていないブランド(作家さん)を置きたい。実店舗経営をしている人であればご理解頂けると思います。「イベント」というのはそういうものであるのです。

そして、「実店舗」にはない「イベント」の良さ。それは、お客さまが作り手である作家さんと直接会話をしてお気に入りを購入できるということ。ショップ店員がお客様に商品を勧めるのではないということなのです。

 

イベントは出店者(作家さん)の皆様で盛り上げていくもの。固定客をお持ちの作家さんであれば、その力でイベントにお客様を呼び込みその固定客のお客様に他の作家さんの作品を見る機会を作り、お客様に新しいワクワク感・幸せ感を提供するという気持ち。そんなお客様のためになる気持ちが必要です。

 

 

今回の結果は、あくまでも200名様からのご意見であることそしてこのアンケートという企画自体がまだShopGenjiroの企画イベントでは浸透していないということもご理解頂きたいと思います。

この結果を今後の作家活動に生かしていただけたらと思います。

 

※アンケート結果については、送付された作家さん以外への閲覧(譲渡)はご遠慮願います。

 


さまざまな、ご意見を頂いています。

アンケート結果を公表したことについて賛否両論があります。貴重なご意見をいただきありがとうございます。

嫌な思いをする方。納得する方。嬉しい方。30人いれば30人の捉え方があって当然です。

 

Shop Genjiroも今年8月の京都で出店したイベントの来場者アンケート結果(性別、年齢層、どこでイベント情報を知ったか、参加ブース数、コンテスト投票による各ブース体験数、アンケート集計による各体験数、一番楽しかったブース)を主催者の方から頂きました。

体験者数が少なかったことは当然自分たちが一番よく分かっていることです。目の前・隣のブースは常に人がいっぱい。自分たちのブースはお客様が少ない。しかし、その結果を頂きイベントに向かう姿勢やさまざまな反省点、次への課題を考えさせられました。ただ、このような評価を受けることがない世界(一般の会社で勤めていれば個人が個人に評価され報酬がきまる機会があったり、情報の公表がされる機会がありますがこのような世界にいるとなかなかない)にいる中で、自分たちを客観視できるとてもありがたい機会をいただきました。私たちは、今でも主催者の方に感謝しています。そして、来年チャンスがあれば再チャレンジさせて頂きたいと思っています。

 

「つなげていくための活動」にその時の記事を載せています。