設立:2007年(平成19年)5月3日


代表:中村 源次郎
出身地: 福井県吉田郡  

鬼嫁持ち…これがぁ大変な人物。かなりの変わり者…時々ついていけなくなる。本当に よく一緒にいれるなぁ~と自分を褒めたくなります(笑)

事業内容:

・RAKU CAFE(移動販売)2007年 (平成19年)5月3日

トレーラーで移動しながら、ベーグルサンドウイッチをメインにコーヒーやカレーなどを販売します。

・イベント 企画、運営、プロデュース、コーディネーター2011年(平成23年)11月

「ふくいの小さな・・・」を主として、イベントを企画。「ふくいの小さなワークショップ」「おとなも子どもも経験してみよう!」「ふくいの小さな癒しの森」「もの、であい、そしてつながり…」「デザイング」「アンティークマーケット」などを企画運営。2014年4月から「ART&雑貨」企画開催。2024年から「わんこfamily」を企画開催

 

私たちの思い

 ShopGenjiroの思いは、自分たちだけの「儲け」「利益追求」「地位名誉」ではなく、自分たちを介して(自分たちが動くことで)様々な人に喜んでもらえるような、未来ある子どもたちの「ココロ」に何かを響かせるような、そしてすべての人が共に生きていけるような活動をしていきたいと思っています。立ち上げ当初は、お客様数人という経験もさせていただき、県内外のイベントに出店し、毎年色々な勉強をさせていただきました。人とのつながり、イベント企画の仕方、何を大切にしなければいけないのか・・・ほんとうにたくさんの人たちから教えていただきました。今のShop Genjiroがあるのは、その人たちのおかげだと思っています。

 自分たちの利益や名誉ではなく、そこに参加する皆様(出店者、お客様)が「ココロが温かくなるような…」「こころ穏やかになるような…」「笑顔が自然にでるような…」「それぞれの未来につながるような…」そのような空間づくりを大切にしています。

 まだまだ未熟者です。何年たっても初心忘れずに、そしてブレずにいきたいと思っています。

 どうぞよろしくお願いします。

 

 税金に頼らないイベント企画を。何かのために…、誰かのために…、子どもたちのために、福井県のために…思いが同じ人たちと一緒に活動していきたいと思います。


「2024年は…」

ようやく福井にもコロナ前の主要都市の波がやってきたと感じています。2014年。ART&雑貨を企画開催した年。すでに、主要都市では、クラフト離れがささやかれ始めていました。福井はまだその影響はなく、10年を過ごすことができました。しかし、コロナが明け、物価上昇とともに、じわじわと流れがきているように感じています。こんな時、心が揺れるんです。人間は、「欲」があるので、あがき、バタバタと動きたくなるんです。そう、ブレてしまうんです。こんな時こそ、踏ん張り時。耐える時期なんだと思っています。

来場者数ありきで、イベントの趣旨を変えて、質を下げて…としていくことはできます。しかし、本当にそれでいいのか?自分たちのイベント企画の目的は何?来場者数の競争じゃない。「手作り品・クラフト・雑貨・アート」純粋に「モノとの出会い」を大切にしているお客様・作り手さんとの会話を楽しみにしているお客様を忘れてはいけない。でも、何もしないというわけにはいかない。あ~また、ゲンジロウの毛がなくなるう~。(抜けてもいい毛はもうないぞ)

今年は、新しい企画で、「わんこfamily」という参加体験型のペットイベントを開催します。

ブレない心を持ちながら、その中で、何ができるのか、頭を捻っていきます!


「2023年は…」

『コロナ禍で得たことを生かす』

新型コロナでたくさんのいい経験をしました。この時に、企画運営をしていたからこそ経験できたこと本当にたくさんありました。もしかすると、この先、このような経験はもうないかもしれませんし、もしかするとあるかも(もうお腹いっぱいですが)しれません。その時は、この3年間を生かすことができると思っています。

 

このコロナ禍でイベントすることで知り得たこと。「お客様の声」です。

コロナ前には、「人が多すぎて気分が悪くなる」「疲れる」「お金を払ったのに、人が多すぎて見れない」などの声がありました。正直、この時はこの言葉を聞き、「イベントだから仕方がないでしょ」と思っていました。ダメですね。お客様目線じゃない…反省しました。

去年・今年とお客様アンケートをとり、結果を見て驚きました。お客様は、時間制限・入場制限をして欲しい。そして、ゆっくりと落ち着いた空間でイベントを楽しみたい…と思っていました。

今回、いろいろなイベントへ行ってみて、この気持ちが分かりました。通路で動けなくなって、入場して20分で出てきてしまったイベントあり、見たいお店があっても人が行き来していて、作品を見ることも、お店に近づくこともできず…帰ったとか。イベント行く前には、張り切ってお財布にお金をたくさん入れていったのに、好みの作品を見かけたのに、人がいて見れなくて、「また今度でいいや。」と帰ることも…。あ~こんな気持ちだったんだと分かりました。

 

出展者の方から、「ゲンジローさんのイベントに出ていけば、どこのイベントにも出れるよ。厳しいからね。ルールに。本当に、成長させられている。ありがとう。」という言葉を頂きました。他の出展者からは、他のイベントに出て、「あれ?こんなんでいいの?ゲンジローさんところと違う」と不安に感じたという声を頂いたこともあります。主催者によって、それぞれやり方は違います。なので、どれが正しいかは言えません。

 

こんなこともありました。会場側から、近所の人から電話があった。と。ひや~としました。あら、苦情だと…。「路駐もなく、出展者の駐車場もきちんと車が並んでいる。このイベントを企画しているのは誰だ。いいお客さんと出展者を持っている。こんなの初めてだ。」と。本当にありがたいです。お客様と出展者様に恵まれていると思いました。

 

来年は、ART&雑貨が10周年を迎えます。2025年に向け、今年から少しずつ変化していき、2025年には新しい形になって進んでいけるといいと思っています。

どうぞよろしくお願いします。


「2016年は・・・」

『福井県発信』

わたしたちがイベントを開催するきっかけとなった「ふくいの小さな手作り展」。このイベントを開催するにあたっては、福井県の作家さんクリエイターさんなど様々な方にご協力をいただきました。本当に感謝しています。このイベントを開催していくにつれて、県外の出店者様、県外からのお客様が増えていきました。そして、福井県のお客様からは「もっと県外の出店者を増やしてほしい」という声を聴くようになりました。そんな中でShop Genjiroとして「福井県」に何ができるか・・・と考えたときに、イベントを通じて「福井県」を知ってもらうこと、イベントをきっかけに福井県に足を運んでもらうことでありました。三年目をむかえた「Art&雑貨」のイベントも、関東地方からの申し込みや県外からの前売りチケットの申し込みが増えてきました。少しずつこのイベントの名前が日本各地に広がり、他県から福井県に足を運んでもらえるきっかけとなってきているように感じます。

Shop Genjiroのイベントがきっかけとなって、「福井県」の名前が広がるように、「福井県」に足を運ぶことになるように、「福井県の良さ」を知ってもらえるようになれたらと思い、微力ながら今年はがんばっていこうと思います。


「2015年は・・・」

『継続』であります。

ゲンジローの頭の毛は白いものが目立つよようになり、頭頂部から額にかけては毛の成長が見られなくなってきました・・・。鬼嫁の頭の毛にも最近白いものが目立つようになってきました(笑)

昨年は、ひとつ大きなイベントをしましたので、何かと大変でありました。それは、我が家の経済状況も含めてであります。(消費税アップは、いろいろなところにひびきました・・・)。自分たちの思いや目指しているものを理解してくれる人たちが少しずつ増えてきて、本当にたくさんの協力をしていただいています。そんな方々のお陰で開催できているのだと感謝しています。本当にありがとうございます。

ただ、まだまだであります。私たちの活動が「営利目的」だと思っている方や「営利目的だから」という理由で様々な申請が通らない現状があります。(「営利」とは何に対してなのかに疑問を持ちますが…)

いろいろな捉え方考え方がありますから、そのように考える方がいても普通であります。

しかし、イベント企画運営で、利益が上げられていたら、ゲンジローの平日パート、週末イベント出店、年間休日10日以下なんてことはなくなるだろうし、鬼嫁の内職や単発アルバイトなんてことも必要ないでしょう。昨年は、大きなイベントをしたことで貯金をひとつ崩さないと生活ができないということにもなってしまいました(苦笑)

私財を投資してでもする理由・・・

お客様の笑顔や出展者様の笑顔、子どもたちの「キラキラ」している目、そして、県外の方が福井に足を運んでくれるということ、福井の良さを知って帰ってもらえること、イベント時に福井県の各企業にお世話になることで出展者さまやお客さまからいただいた料金をその企業にお支払いすることができるということ(わずかな金額でありますが、何らかのお金のサイクルを作り出すということ)、私たちの思いに寄り添って協力してくれるスタッフたち・・・そのようなこと一つひとつが私たちの喜びだったり目標だったりするからなんです。

「アホじゃね?」「なんでそこまで人のために?」っていう方もいます。でも、それが、私たち2人の生まれてきて生きているということに対しての気持ち(思い)なんです。自分たちにはそれしかできないんです。

だから、こだわりもあります。税金ありきのイベント開催はしたくないということ。補助金が出ているイベントは賛成できないということ。それは、出展する側やそこに関わる会社にはメリットがありますが、お客様にはメリットを感じられないからであります。もっとお客様にメリットのあるものになれば、税金を使う意味もあるのかと思うのですが・・・。

今年は、『継続』していけるように、もっともっと福井県に足を運んでもらえるように、お客さま・出展者さまの笑顔がたくさん溢れる空間になるように考えていく年にします!


「2014年は…」

 私たち発信・・・。私たちに何ができるのか。

 企画したイベントに県内外の方が足を運んでくれます。毎回、本当に「感謝」の気持ちと「ありがとうございます」の言葉しかありません。出展(店)者という立場の方、お客様という立場の方がいらっしゃいます。県外の方が「福井」に来られた時には「福井」を感じて帰ってもらいたい。そして、その人たちにその人たちの地元で「福井」を話題にしてもらいたい。そして、その話を聞いた人たちに「福井」に足を運んでもらいたい。そして、県内の人たちには、「福井」の素晴らしさ、良さを再発見してもらいたい。それを話題にしてもらいたい。そのささいな「きっかけ」になれたらと思い、イベントを企画しています。大きな宣伝や広告はできません。膨大な予算もないのでかけられません。本当に小さなことしかできず、地道なことかもれません。

こんなに素晴らしい「福井」を知ってもらうその「きっかけ」になれるようにと思います。

 

 そのための「私たち発信」

 今年は 福井県産業会館2号館 で「Art&雑貨」 というイベントを初開催します。税金に頼らず、市民(県内外の)の力で作り上げる「市民主体・市民参加型」のイベント。昨年から来場者の方にご協力頂いているアンケート。そこで、頂いた言葉を大切にしながら企画していきたいと思います。

「誰」だとか「あの人」「こんな人」ということではなく、「皆」のためになる活動をこれからも地道に続けてきたいと思っています。


「2013年は・・・」

2012年イベントを通して感じたこと・・・

「ふくい」にはすばらしい人材とすばらしい環境、すばらしい技術、すばらしい生産物、すばらしい食べ物、すばらしい物だらけということがわかりました。この「すばらしい」ものを子供たち世代に残していくために今私たちが考えていかないといけないと思います。

そしてこの「すばらしい」「ふくい」に足を運んでもらえるようにしていかないといけないと感じました。何でもかんでも「東京」へ…ではないと感じます。「東京」から「ふくい」へ「他県」から「ふくい」へ来てもらうことに意味があるのです。来てもらって初めて「ふくい」の良さが分かってもらえるのです。

建物も新しく建てる時代ではないと思います。「古い」ものを大切にすることも大切です。いかに「古い」ものを「古い」という良さを残しながら維持していくか。

「東京」のように人がたくさん集まるところに行けば「どうにかなる(売れる)」では、ものは売れても「ココロ」には何も残らない。次につながらない。

 このすばらしい「ふくい」を大切にすべき時がきています。「ふくい」に来て「ココロ」を癒して帰ってもらう。日々の生活で忘れていたことを「肌」で感じてもらう。これは、「田舎」に住んでいる者が普段「当たり前」のように与えられている物なのです。「田舎」でいいじゃないですか。「田舎」大切にしましょう。

「ふくい」胸を張って言葉にできるようにしていきましょう!!